40代薬剤師の学びなおしブログ

医療を幅広く学びなおしてみた

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

医者に殺されない47の心得 その6

前回までがんについての記載を見ましたが今回は高血圧について 内容 「~高血圧に塩はダメはウソ。自然塩より精製塩の方が安心~ 今となっては塩分は高血圧の原因とされているのが常識だが世界のデータを見ると塩が足りていない人のほうが病気になりやすく短…

医者に殺されない47の心得 その5

前回はがんの治療法について見ましたが今回は予防法のウソについて。これもまた衝撃的です。 内容 「~免疫力ではがんを防げない~ 欧米ではがんに対して免疫力を強化しても無意味というのは常識であり免疫の名の付く療法を行う医師は詐欺師扱いされる。なぜ…

医者に殺されない47の心得 その4

前回はがんに対しての医療行為でしたが今回は巷に広がっている治療法について 内容 「~断食、野菜ジュース、免疫療法・・・医者たちのがん詐欺に注意~ 医者が一般向けにこの方法でがんを治せるとアピールする著書が何百と出ているが転移がんが消えたり末期…

医者に殺されない47の心得 その3

医者に殺されない47の心得 3回目、まさに近藤先生の代名詞ともいえるがんの放置について 内容 「~がんの9割は治療するほど命を縮める。放置がいちばん~ がんといえば治療しないとどんどん進行して死に至らしめるというのが社会通念となっているが昔か…

医者に殺されない47の心得 その2

医者に殺されない47の心得 第2弾はコレステロールを下げる薬、スタチンの効果についてです。 内容 「~世界中で売れているコレステロール薬の病気を防ぐ確率は宝くじ以下~ コレステロールを下げる薬は世界中で兆円レベルで売れているがアメリカの新聞に…

医者に殺されない47の心得 その1

今回は「医者に殺されない47の心得」 近藤 誠著 この近藤先生は医師であり、色々と現在の医療に対し疑問を投げかけ、たびたび物議を醸しだしてきました。良くも悪くも非常に有名な医師です。 医療業界では異端とみられてきた近藤先生ですが、現代の医療に…

薬剤師の本音 その5

前回は薬を減らすほうに向かっている日本についてでしたが今回は薬に頼らない生活について 内容 「薬を減らすためには身体を変えなければ成功しない。そのためには食事と運動が重要で、食べ物は①できるだけ冷たいものは避ける ②旬のものを食べる ③糖質ダイエ…

薬剤師の本音 その4

昨日に続き今回は薬を減らそうという世界的潮流について 内容 「世界的にも多剤併用のリスクについてだいぶ以前から注目されていた、その流れか日本でもここ数年国の方針で薬を減らしていこうといういわゆるポリファーマシー対策に乗り出すようになった。が…

薬剤師の本音 その3

前回は著者の宇田川さんが薬を使わない薬剤師になった経緯を見てきましたが今回は薬剤師と医師の本当の関係についてみていきたいと思います。 内容 「薬剤師は医師が処方した処方箋を応需して患者に薬を説明する義務があるが、、処方に疑問があったとしても…

薬剤師の本音 その2

前回は多剤併用〔ポリファーマシー〕について触れましたが今回はさらに薬のリスクについて見ていきましょう。 内容 「まず日本人は基準値にとらわれ過ぎていて例えば血圧が基準を超えたらすぐに降圧剤といったようになっている。しかし多くの薬は症状を抑え…

薬剤師の本音 その1

今回は薬剤師の方の本について学んでいきたいと思います。 著者の宇多川久美子さんは薬局や病院に長く勤務されていましたがご自身も持病で薬を大量に飲み続けて、よくならないことに気付き薬をやめてから体調が良くなり、薬を大量に飲むことに疑問を感じ、薬…

知ってはいけない薬のカラクリ その6

今回はこの本の最終回です。 前回まで医師と製薬会社の関係や日本人の薬好きの気質についての内容でしたが一般の人にはなかなか認識されていないということと今ではネットで手軽に検索できるというコトブ触れていきます。 内容 「日本初のマネーデータベース…

知ってはいけない薬のカラクリ その5

前回は日本人は無類の薬好きということで考えましたが今回は専門医についての記載についてみていきたいと思います。 本の内容 「医者を選ぶときに専門医の肩書はどれくらいあてになるのか?私が思うにあまり当てにできませんというのが正解です。専門医は資…

知ってはいけない薬のカラクリ その4

前回は高額薬価の薬が生まれて製薬会社が儲かることについて触れましたが今回は日本人の気質についての記載に触れてみたいと思います。 あらすじ 「クスリはリスクでありどんなものにも副作用がある。しかし日本人は世界有数の薬好きであり、薬の処方を有り…

知っていはいけない薬のカラクリ その3

前回は薬の薬価は適当に決められることを取り上げましたが今回は大学教授は製薬会社の広告塔という章です。 あらすじ 「医師は大学や学会の権威に弱い。講演会やシンポジウムで影響力のある教授などが講演を行うことでその薬の宣伝効果は強いものとなる。も…

「知ってはいけない薬のカラクリ」その2

前回、製薬メーカーの接遇によって医師の処方に影響が出るとの話ですが今回は 「薬の値段、薬価は適当に決められる」です。 あらすじ 「日本では薬価が1錠8万円もする肝炎治療薬や1バイアル73万円もするがん治療薬など超高額の新薬が続々登場している。…

「知ってはいけない薬のカラクリ」その1

「知ってはいけない薬のカラクリ」谷本哲也氏著 前回医師は製薬会社から研究や講演の謝礼を受けているとの話でしたが今回はその影響について。 気になったあらすじ 「薬は同じ効能や薬理作用のものでもいくつかのメーカーから同じような薬が発売されている。…

医薬品の闇

調剤薬局で医薬品を提供していますが何気なく出している薬も最近では手に入らない状況が続き、大丈夫なのかと疑問が浮かんでいます。そこで、供給不足とは直接関係がありませんが本を読んでみることにしました。 「知ってはいけない薬のカラクリ」谷本哲也氏…

ブログ開始

はじめまして。調剤薬局で薬剤師をしているモンキャビです。 健康ネタや医療ネタを中心にやって行こうかと思います。 今薬局の現場では大変なことが起きています。 それは何かというと「薬が全く入ってこない!」です。 薬屋に薬がないというまるで冗談みた…