40代薬剤師の学びなおしブログ

医療を幅広く学びなおしてみた

医者に殺されない47の心得 その2

医者に殺されない47の心得 第2弾はコレステロールを下げる薬、スタチンの効果についてです。
 
内容
「~世界中で売れているコレステロール薬の病気を防ぐ確率は宝くじ以下~
コレステロールを下げる薬は世界中で兆円レベルで売れているがアメリカの新聞に大規模な臨床試験で偽薬
を投与した患者の3%に心臓発作が起き、スタチンを投与した患者では2%に心臓発作が起きたというもの
が掲載されていた。つまり飲んでも飲まなくても結果は同じということになる」
 
考察
また常識を覆す内容が書かれています。動脈硬化を予防するにはコレステロールを下げるのは常識と思っています。
もちろんこれも1例なので今でもそれは信じていますが確かにコレステロールが高いほうが寿命が長くなるということも
聞いたことがあります。コレステロールは人体の細胞の原料であり人間が細胞の集まりである以上多少高いほうが良い
ということも腑に落ちます。十数年前からメタボリックシンドロームが騒がれており製薬会社もこのキャンペーンにたくさん
参加しています。そしてスタチンが飛ぶように売れて・・・と考えると怪しい。
でもスタチンを使うのをやめようとなると製薬会社も医師も薬剤師も仕事が減ってしまうんですけどね、本当に悩ましい