40代薬剤師の学びなおしブログ

医療を幅広く学びなおしてみた

医者に殺されない47の心得 その5

前回はがんの治療法について見ましたが今回は予防法のウソについて。これもまた衝撃的です。
 
内容
「~免疫力ではがんを防げない~
欧米ではがんに対して免疫力を強化しても無意味というのは常識であり免疫の名の付く療法を行う医師は詐欺師扱いされる。なぜならがん細胞は自己細胞が変異したものであり人間の免疫システムががん細胞を敵とみなさないからこそがんは発生したのである。」
 
考察
またまた驚きの内容です。がん予防には免疫を高めるのが常識だと信じていましたが対立意見です。たしかにがん細胞も自分の細胞、そう考えると納得してしましいます。そもそもがんの構造は千差万別で色々あり過ぎて、免疫細胞が都合よくがん細胞を攻撃してくれるとは考えにくいかもしれません。少し免疫とは違いますが、今たくさん出回っている分子標的の抗がん剤はどうなのか、がん細胞だけを標的にして攻撃してくれるというのが売りですがあの副作用の多さじゃそんなことは決してないと考えられます。某肺がんの分子標的薬の警告にも急性肺障害や間質性肺炎の警告が記載されていることからも自明です。近藤先生の全てを受け入れるわけではないですが常識を疑うのって重要ですね。