前回は日本人は無類の薬好きということで考えましたが今回は専門医についての記載についてみていきたいと思います。
本の内容
「医者を選ぶときに専門医の肩書はどれくらいあてになるのか?私が思うにあまり当てにできませんというのが正解です。専門医は資格ビジネスになっており専門学会が儲かる仕組みになっていて医者の自己満足であることが多く患者側から見ると大してありがたいものではない」
考察
専門医制度というのは実は複数取ることができるのは知っていました。呼吸器の医師が皮膚科をとるといったことも以前聞いたことがありすごい努力が必要だと思っていました。実際に取るのは大変なのでしょうが意外にも無くてはならないものではないということが分かったので少しショックでした。あと、クリニックの表記も実は自由で内科・皮膚科という標榜をしたり結構自由に看板を掲げることができるのでそこらへんは曖昧なんだなと。やはり医師選びは看板を見て何となく行くのではなくしっかりと自分から情報収集して考えていかなくてはならないと。もし重病になった時はなおさら、症例数や実績、評判などをしっかり参考にしたいと思います。
それにしても最近色々な専門薬剤師というのも出てきていますがこういう話を聞くと取る気が失せるなー、たしかに症例報告とか論文発表とか患者のためになっているのだろうか・・・