昨日に続き今回は薬を減らそうという世界的潮流について
内容
「世界的にも多剤併用のリスクについてだいぶ以前から注目されていた、その流れか日本でもここ数年国の方針で薬を減らしていこうといういわゆるポリファーマシー対策に乗り出すようになった。が、依然として薬がお土産となる日本の医療」
考察
たしかに国はポリファーマシー対策に動き出しています。薬剤師も６剤以上飲んでいて、必要性を感じないときは医師にその旨を伝え２剤以上中止になった場合は報酬がもらえるという仕組み、しかしこれが難しい。まず医師に意見をする、つまり医師の処方にケチをつけ、やめろということになります。最悪医師との関係が悪化し院内処方になる可能性もあります。国も当たり障りない対策を打ち出し、薬剤師も弱腰の姿勢、これでは何も変わりありません。薬剤師のやる気の部分と患者に直接ポリファーマシーの危険性について考えてもらうというのが正しいやり方なのではないのかなと思うこの頃です。
