40代薬剤師の学びなおしブログ

医療を幅広く学びなおしてみた

免疫力をアップする科学 その5

前回はNK細胞ががん予防に重要なのを見てきましたが、第5章はNKの他にも重要な因子や食品について、実用的なことが述べられています。
 
 
内容
「腫瘍壊死因子TNFはがん細胞を殺す作用を持っておりキャベツやナス、大根、バナナやスイカに多く含まれる。緑茶のカテキン類は強い抗酸化作用と突然変異抑制作用がある。ニンニクは最強のがん抑制食品でスルフィド類が癌細胞の新生血管の生成抑制やがん細胞のアポトーシス促進、活性酸素抑制、免疫活性化などたくさんの作用がある。きのこ類はβグルカンの免疫賦活作用と抗酸化作用によりがんを抑える」
 
考察
どれも聞いたことがある内容ですが改めて医学的に証明されているもののようです。しかも手軽に入る食材が多いので患者さんにも勧めやすいですが果たしてどれほどの効果があるのかのエビデンスが欲しいです。自分で調べろと言われるとそれまでですが笑
ニンニクは血液サラサラにしたり血管を強くしたり滋養強壮に良かったりでまさにスーパーフードですね!あの匂いさえなければ。。そう考えると二郎系ラーメンも捨てたものではないと、もちろんスープの完飲をしなければの話です。なんでもほどほどに