40代薬剤師の学びなおしブログ

医療を幅広く学びなおしてみた

医者に殺されない47の心得 その7

医者に殺されない47の心得について見てきましたが今回は最終回、大病院について
 
内容
「~大病院にとってあなたは患者ではなく被験者~
患者の数が多いほど一人一人の患者に対しての扱いはぞんざいになるし流れ作業になる、大きい病院ほど実験的なことに力を注ぐ、病院のランクが高いほどメンツにかけて病気を見逃せないため徹底的に検査される、よって無理やり病気にされてしまう。その結果過剰医療の標的にされてしまう」
 
考察
まさに白い巨塔の世界なのか医師が権威社会だなと感じます。この本が出た当時は2012年と10年以上前ですがそれでもまだある話なのかなと思います。病気はなるものではなく作るものというのも一理あるのではないかと。そして患者側から見ると大きい病院に行けば名医がいて、設備も完備されているので重い病気でもなんでも治るのではないかという心理があります、私もそう思ってしまいます。しかし、そうではないと。病院選びも医者選びも自分で調べて、実際に受けてみて、ということです。もちろん薬剤師も選ばれる時代になってきていて早く正確に薬を出すだけの薬剤師では駄目だなと改めて感じることができました。