前回は分子標的薬と遺伝子検査でがん治療が変わることを見ましたが金持ちしか受けられないのかという疑問で見ていきましょう
内容
「標準治療以外に保険適応外使用を受ける場合には自費か
臨床試験に参加するという経路がある。
国立がんセンター東病院を中心とした
スクラムジャパンという取り組みがある。患者に1日も早く効く薬を届けるを目的とし、参加条件に当てはまると遺伝子検査の費用が製薬会社から賄われたり、治験の薬の費用、入院費なども無料になる場合もある、ただし治験の時期は限られており
臨床試験は縁と運である」
考察
今は遺伝子検査も運が良ければ無料で受けられる可能性もあるようで良い時代と思いつつも結局全てが運次第のようにも聞こえてしまいます。がんが早期に見つかるか、手術ができるか、
抗がん剤が効くか、タイミングよく治験が行われるか、など。このプレシジョンメディシンが標準治療になる時代が早く来ることを切望しますが、それまでのハードルも高いな。。あと製薬会社も色々批判がありますがこういった取り組みは新薬開発も促せるし患者側も救いとなるので良い取り組みなのかと。薬剤師もこういったところにどういった関わりを持っていくのがいいのか。特に
調剤薬局は課題が山積みです。